志賀高原は古くから初心者から上級者まで楽しむことができるスキー場で有名で、スノボが流行し始めた頃にはこれが禁止されていた期間も長く、スキー客優先のゲレンデとして有名です。現在でも斜面の構成やコースはスキーが快適にできることが前提となっているため、スノボで利用する場合には十分に注意をしなければなりません。スノボはスキーと異なりその制御が非常に難しいものです。スキーの場合には上級者であれば急停止をしたり、障害物を上手にうかいしながら滑ることが可能ですが、スノボの場合にはよほどの上級者でない限り急停止や突然出現した障害物等を効果的に避ける事は非常に難しい技術を要します。

そのため通常のゲレンデでもスキーと一緒に滑る場合にはさいしんの注意が必要です。特に初心者が多く出現する場合には突然飛び出してくることもあり、また初心者は急停止や障害物を避けることが難しいため衝突の危険があるのです。志賀高原の特徴は非常に急峻な斜面も多く、その斜面を上級者がかなりのスピードで滑り降りてくることも少なくありません。またゲレンデの中には初心者向けの比較的傾斜のゆるいところもあるため、このような場所ではスノボは行わないことがトラブルを未然に防ぐ重大な要素となっているのです。

志賀高原は初心者から上級者までが好きで楽しむことができるような構造となっています。そのため、スキー客の邪魔をしないようなルートを事前に確認し、そのコース以外はすべらないことを意識して望まなければならないのです。